【稲沢市】自分でできる?放置したらどうなる?気になる雨樋掃除を徹底解説!
2023.02.11 (Sat) 更新
気にしつつもついつい後回しにしてしまう雨樋の掃除。
長期間掃除をせず放置するとどのようなリスクが予想されるのでしょうか。
また、個人で行う場合はどのような手順で掃除をすればよいか、気になりますよね。
今回はそれらを分かりやすくご紹介します。
□自分でもできる! 雨樋の掃除方法
*縦どい部分の掃除方法
雨樋のうち縦方向に伸びるのが縦どいの部分です。
こちらは、地面に接地したままはしごや脚立を使わずとも掃除ができる部分です。
必要な道具は以下の4つです。
・ホウキ
・トング
・軍手
・ごみ袋
はじめに、縦どいの下のパイプに溜まっているごみを掻き出します。
続いて縦どいを軽く叩いてごみを落とし、集めたら完了です。
この際雨樋に割れ目や亀裂がないかをあらかじめ確かめておきましょう。
*屋根に並行についている雨樋の掃除方法
こちらははしごを使う方法なので、必ず二人以上で行いましょう。
必要な道具は上記の4つに加えて、
・バケツもしくはホース
・はしごや脚立
・ワイヤー付きブラシ
の計7つです。
はじめに、はしごもしくは脚立を使って屋根付近の雨樋や集水器のゴミをトングで取ります。
取り除けたら、バケツやホースを使って上から水を流します。
水が流れなければ、ワイヤー付きのブラシを入れ縦どいに通し下に引っ張りましょう。
これらを繰り返すことで雨樋を綺麗にできます。
□雨樋を放置したら実際どうなるの?
ここまでご紹介した雨樋掃除ですが、少々面倒に感じてしまう方も少なくないと思います。
掃除せず放置したらどうなるのでしょうか。
主な例をご紹介します。
*外壁から雨漏りが発生する
雨漏りと聞くと屋根から発生するものだと思われるかもしれませんが、実は劣化した外壁も雨漏りを起こす可能性があります。
雨樋にゴミが詰まった状態を放置していると、雨水があふれて壁を伝います。
この状況が長く続くと、外壁が劣化して雨漏りを起こす危険があるのです。
*シロアリの発生
前述のような状態で外壁に水が入り込んだ場合、ジメジメした環境を好むシロアリが発生する可能性があります。
シロアリは木材を食い荒らし、耐震強度を大幅に下げる原因となります。
シロアリの被害は放置すればするほど広がるので、気付いたらすぐ迅速に対処しましょう。
□まとめ
落ち葉やゴミの詰まりに気付いていても、ついつい面倒でそのままにしてしまう雨樋。
しかし放置することで、雨漏りやシロアリの被害などの甚大な被害を引き起こす可能性も高くなります。
安全に気を付けながら、正しい手順でこまめに綺麗にすることをおすすめします。