【2026年】外壁塗装が値上がり?材料不足の影響と今動くべき理由

稲沢市や周辺地域にて外壁塗装・屋根塗装をご検討中の方へ。
「今年中には外壁塗装をやろうかな」と考えている方に、今起きている状況をお伝えします。
結論からお伝えすると、
現在、外壁塗装・屋根塗装の現場では、
材料不足と価格上昇の影響が同時に進んでいます。
これは一部の地域の話ではなく、日本全国で実際に現場で起きている事実です。
今回の記事では、今何が起きているのか、
そして今後どうなる可能性があるのかを、専門店の視点でお伝えします。
また、この記事は2026年5月に最新情報を追加・更新しています。 塗装メーカー各社が正式に価格改定を発表し、状況がより明確になってきたため、 具体的な数字とともにお伝えします。
この状況の中で重要なのは、「今の自宅がどの状態なのか」を早めに把握することです。
劣化が進んでいる場合、材料や価格の影響を直接受ける可能性があるため、
まずは現状を正しく知ることが、後悔しない判断につながります。
💡 この記事はこんな方におすすめです
- 「今年中には塗り替えたい」が、値上げ前の今の価格で間に合うか不安な方
- 最近ニュースで聞く「材料不足」や「値上げ」の影響が気になる方
- 外壁の色あせやひび割れがあり「今すぐ塗るべき状態か」をプロに判断してほしい方
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今、塗装業界で起きていること
稲沢市周辺の外壁塗装・屋根塗装の現場でも、同様の影響が出始めています。
現在、中東情勢の影響により、塗装に必要な
材料の供給が不安定になっています。
影響が出ているのが以下の材料です。
- シンナー(溶剤)
塗料を適切な粘度に調整するために使用します。また、刷毛やローラーの洗浄にも使われるため、施工中は常に必要になる材料です。 - 溶剤系塗料
外壁や屋根に塗る主材料です。耐久性や密着性に優れており、長持ちさせるために使用されることが多い塗料です。これがなければ塗装工事そのものができません。 - コーキング材(シーリング材)
外壁のひび割れや目地を補修・防水するために使います。 現在、コーキング材も入手が非常に困難になっており、 この材料が揃わないために工事が進められないケースが急増しています。 - 養生テープ・マスカー
窓・サッシ・床・車など、塗料が付いてはいけない部分を保護するために使います。仕上がりの美しさと施工品質を保つために欠かせない資材です。
これらはすべて、塗装工事を行ううえで必須の材料です。
どれか一つでも欠けると、工事そのものが進められない、または品質に影響が出る可能性があります。
特に現在、シンナーは欠品が相次いでいる現状で、
次回の入荷は未定。
※実際にメーカーから送られてきた資料※

これまで約3,000円で購入できていた塗装用シンナーが、
どの仕入先でも在庫がない状態になっています。
一部では、ネット上で2万円という価格で販売され、
すぐに売り切れたケースも確認されています。
さらに、今後入荷されたとしても、
75%以上の値上がりが見込まれている状況です。
実際に現場では「来週には入らない可能性がある」といった声も出ており、安定供給の見通しは立っていません。
また、養生テープやマスカーといった消耗品も、徐々に入手が難しくなっています。
なぜここまで影響が出ているのか
「なぜ外壁塗装の材料がここまで不足しているの?」と疑問に思う方も多いと思います。 原因を順を追ってご説明します。
きっかけは「ホルムズ海峡の封鎖」
2026年2月末、中東のホルムズ海峡が封鎖状態になりました。 これは、アメリカ・イスラエルによるイラン攻撃をきっかけに起きた出来事です。
「海峡が封鎖されても、外壁塗装と何の関係があるの?」と思われるかもしれません。 実はこれが、塗料の原料に直接影響しているのです。
塗料の原料「ナフサ」とは
外壁塗装に使う塗料やシンナーは、「ナフサ」と呼ばれる石油から作られる原料が なければ製造できません。ナフサは、ガソリンを作る際に同時に生成される石油の一種で、 塗料・プラスチック・合成繊維など多くの製品の原材料になっています。
そして日本がナフサを輸入する際、その約70%が中東から輸送されています。 つまり、ホルムズ海峡が封鎖されると、日本のナフサ輸入に直接影響が出るのです。
「備蓄があるから大丈夫では?」——そうではない理由
「石油の備蓄はあるはず」と思われるかもしれません。確かに原油の備蓄は約200日分あります。 しかしナフサの備蓄はわずか約20日分しかありません。
さらに構造的な問題があります。石油を精製するとき、まずガソリンが優先されます。 ナフサは全体のわずか約8%しか取れない構造になっているのです。つまり、
- ナフサの備蓄は20日分しかない
- 新たに作ろうとしてもガソリンが優先されてナフサは後回し
- 輸入ルートが封鎖されると、すぐに不足する
これが「一時的な問題ではなく、構造的な問題」と言われる理由です。
影響は時間差でやってくる
ホルムズ海峡から日本に荷物が届くまでには、約20日間のタイムラグがあります。 封鎖が起きてもすぐには影響が出ず、約3週間後から「入荷できない」「欠品」という状況が 現場に現れてきます。実際に今起きているのが、まさにその「時間差の影響」です。
具体的にどれだけ値上がりしているのか【2026年5月最新】
2026年5月時点で、各塗料メーカーが相次いで価格改定を発表・実施しています。
| メーカー | 水性塗料 | 溶剤・弱溶剤系 | シンナー類 |
|---|---|---|---|
| 日本ペイント | 10〜20%↑ | 10〜20%↑ | 75%↑ |
| エスケー化研 | 15〜25%↑ | 20〜30%↑ | 大幅値上げ済み |
| 関西ペイント | 調整中 | 20〜30%↑ | 50%以上↑・出荷制限中 |
| アステックペイント (5月25日発注分より) |
15〜20%↑ | 20〜25%↑ | 70%↑ |
※2026年5月時点の情報です。状況により変動する可能性があります。
特に注目していただきたいのは、シンナーの値上がり幅が50〜75%以上という点です。 これまで3,000円前後で仕入れられていたものが、今後は5,000円以上になることを意味します。
「値上がりは一時的では終わらない」理由
「中東情勢が落ち着けば価格も戻るのでは?」と思われる方もいらっしゃると思います。 しかし、塗料メーカー各社は明確に「値上げは恒久的に維持される」という見通しを示しています。
- ナフサの供給構造そのものに脆弱性があり、中東情勢が解決しても構造は変わらない
- 職人賃金・燃料費などの固定費も同時に上昇しており、工事全体のコストが上がっている
- インフレの進行により、製造コスト全体が以前の水準には戻りにくい
つまり、「今の高い価格が新しい基準価格」になるということです。 値下がりを待つことは、現実的ではない状況です。
お客様の工事費用への影響は
塗料・シンナー・コーキング材などの材料費は、外壁塗装・屋根塗装の工事費用の中でも 大きな比重を占めます。これらが10〜70%以上値上がりすれば、工事費用全体にも当然影響が出てきます。
同じ広さ・同じ品質の工事をするのであれば、 今の価格で依頼するほうが、数ヶ月後に依頼するよりも費用を抑えられる可能性が高い状況です。
塗装業者選びで気をつけてほしいこと——価格だけで選ぶリスク
材料費の高騰は、お客様だけでなく塗装会社側にも深刻な影響を与えています。
東京商工リサーチの調べによると、 2025年度の塗装工事業の倒産件数は143件と、過去20年で最多水準に達しています。 その主な要因として挙げられているのが、
- 塗料などの資材価格の高騰
- 慢性的な人手不足
- 顧客獲得競争の激化
という3点です。
このような状況の中で気をつけていただきたいのが、 「極端に安い見積もり」を提示する業者です。 材料費が高騰している現在、相場より大幅に安い価格での施工は、 材料の品質を落とすか、工事完了前に業者が廃業するリスクと隣り合わせになっている 可能性があります。
価格だけで業者を選ぶことのリスクが、かつてないほど高まっているのが現在の状況です。
「まだ先でいい」がリスクになるケース
これまでであれば、塗装はタイミングを調整できる工事でした。
しかし現在は状況が変わっています。
判断を先延ばしにすることで、
- 費用が上がる
- 希望時期に施工できない
- 劣化が進み補修費用が増える
といったリスクにつながる可能性があります。
実際に、これまでであれば「もう少し後で」と判断しても大きな問題にならないケースもありました。
しかし現在は材料の供給状況が不安定なため、判断を先延ばしにすることで条件が変わる可能性があります。
でも、実際に今はどんな工事が行われているの?」と不安に思う方もいらっしゃるかもしれません。ご安心ください。現在の状況でも、私たちは一軒一軒丁寧に仕上げています。
【最新】稲沢市での外壁塗装・屋根塗装の施工事例はこちら
家康ペイントでは現在の状況下でも、稲沢市の皆様の住まいを最適なタイミングで守り続けています。
▼外壁塗装の適切なタイミングについては、こちらの記事で詳しく解説しています。▼
施工時期や費用のご案内が以前と変わってくる可能性が高くあります。判断を先延ばしにするほど、費用と施工タイミングの両方で不利になる可能性があります。
今やるべき判断とは
外壁塗装・屋根塗装において、重要なのはすぐに契約することではありません。
まずは、
「今の自宅の状態を正しく知ること」
です。
家康ペイントの無料診断では、ドローンを使い、
屋根や2階のなかなか目視で確認できないところまですみずみ点検いたします。
その結果をもとに、
- 今すぐ必要かどうか
- どの程度劣化しているか
- どのタイミングが適切か
を客観的に確認できます。
その上で判断することで、無駄な出費や後悔を防ぐことにつながります。
家康ペイントではどう対応しているのか
現在のように材料の供給が不安定な状況では、すべてを事前に確約することが難しい場面もあります。
そのため家康ペイントでは、常に最新の情報を確認しながら、状況に応じたご案内を行っています。
- 材料の入荷状況や価格動向を随時確認
- 施工時期や内容について、現実的なスケジュールをご提案
- 無理に工事を進めず、状況を踏まえた判断をご案内
現時点で確実に言えること、まだ不確定なことを整理したうえで、できるだけ分かりやすくお伝えすることを大切にしています。
不安な状況だからこそ、正しい情報をもとに判断することが重要です。
そのため、今すぐ工事を進めるべきかどうかも含めて、客観的にご相談いただける体制を整えています。
今の価格・今の材料で対応できる可能性があるのは今のうちです
診断だけでも問題ありません。まずは状況を把握してください。
材料が確保できるかどうかはタイミングによって変わります。
必要な状態であれば、そのまま施工のご相談まで進めていただくことも可能です。
よくある質問
Q. 診断を受けたら、そのまま契約しなければいけませんか?
A. 全くそんなことはありません! 診断結果をもとに「今すぐ塗るべきか、まだ待てる状態か」を客観的にお伝えするのが私たちの役目です。家康ペイントでは、ご提案後にしつこい電話や訪問営業を行うことは一切ございませんので、まずは「判断材料」を集めるつもりで、安心してお申し込みください。
Q. 今すぐに見積もりをとっても、工事が数ヶ月先になったら値上がりしますか?
A. ご安心ください。ご契約時のお見積り金額から、後日材料代が上がったという理由で追加請求をすることはありません。 材料の確保状況にもよりますが、早めにご相談いただくことで、値上がり前の価格を維持したまま施工スケジュールを確保しやすくなります。まずは「今の価格」でどこまで対応可能か、個別にご案内いたします。
Q. 「まだ大丈夫そう」に見えるのですが、診断だけでもいいですか?
A. もちろん大歓迎です!外壁の劣化はプロの目(やドローン)で見ないと分からない初期段階が重要です。材料不足の影響で、いざ「塗りたい」と思った時に数ヶ月待ち……という事態も増えています。現状を知っておくだけでも、将来のメンテナンス計画が立てやすくなり、結果的にコストを抑えることに繋がります。
Q. 水性塗料と溶剤系塗料、どちらを選べばいいですか?
A. 現在の状況では、水性塗料は比較的安定して入手できる状態にあります。 以前は「溶剤系のほうが耐久性が高い」というイメージをお持ちの方もいらっしゃいますが、 現在の水性塗料は性能面でも大きく進化しており、品質・耐久性ともに十分な選択肢になっています。 お住まいの状態や状況に合わせて、最適な材料をご提案いたします。
Q. 値上がり前に急いで契約すべきですか?
A. 「急いで契約すべき」ということはありません。ただし、 「今の状態を早めに確認しておく」ことは非常に重要です。 診断を受けて「まだ大丈夫」であれば、安心して計画を立てることができます。 一方で「今すぐ対応が必要」な状態であれば、早めに動くことで費用・時期の両面で 有利に進められる可能性があります。まずは現状を知ることが、最善の判断につながります。
「今の状態を知りたい」という段階でもご相談いただけます。
まとめ
現在、塗装業界では材料不足と価格上昇が同時に進んでいます。
稲沢市周辺でも、今後は同様の影響がさらに広がる可能性があります。
値下がりの見込みは低いため、まずは現状を把握することが重要です。
- シンナー・塗料・養生資材が不足している
- 今後さらに値上がりする可能性が高い
- 工事自体が遅れるリスクもある
このような状況の中で、
「いつやるか」はこれまで以上に重要な判断になっています。
💡 稲沢市の皆様に選ばれている理由がここにあります
▼実際の工事の流れや日数についても、あわせてご確認いただくと判断の参考になります。▼

【監修】
日置雄一(家康ペイント 代表取締役)
建設業(足場工事)で25年以上現場に携わり、外壁塗装・屋根工事における安全性や施工品質の判断に精通。その経験をもとに、稲沢市でISO9001認証を取得した外壁塗装専門店を設立し、地域の住宅メンテナンスに従事。現場目線に基づいた施工基準と品質管理の観点から、本記事の内容を監修。
【執筆】
家康ペイント(自社スタッフ)
稲沢市を拠点に、外壁塗装・屋根塗装に関する情報発信およびWeb運用を担当。施工事例や現場の情報をもとに、専門的な内容を分かりやすく発信しています。























