【要注意】シーリング増し打ちで大失敗!?知らないと損する外壁メンテナンスの落とし穴
「外壁のメンテナンスって、そもそも何をするの?」
「シーリングって何…?」
初めて外壁塗装を検討している方の多くが、こんな不安や疑問を抱えています。
今回はその中でも特に注意したい、「シーリング増し打ち」という工法について、
稲沢市を拠点に、一宮市・清須市・小牧市・日進市・愛西市・津島市・名古屋市・あま市・大治町など、愛知県全域で対応している外壁・屋根塗装専門店「家康ペイント」がわかりやすく解説します。
「安いから増し打ちで」と言われたら…ちょっと待ってください!
間違った判断が、大きなトラブルに繋がるかもしれません。
この記事を読むことで、
後悔しないメンテナンスの判断ができるようになります。

そもそも「シーリング」ってなに?
外壁材と外壁材のつなぎ目、窓枠やドアまわりなどの“隙間”を埋めている、
ゴムのような素材。これが「シーリング(コーキング)」です。
雨水の侵入を防いだり、揺れによる外壁のひび割れを防止する重要な役割を持っています。
しかし紫外線や雨風で、10年ほどでひび割れ・縮み・剥がれなどの劣化が起こります。

増し打ちと打ち替えの違いをカンタン解説
外壁塗装の際、シーリングを直す方法は2つあります。
- 増し打ち:古いシーリングを撤去せず、上から新しいものを重ねる方法
- 打ち替え:古いシーリングをすべて撤去して、新しく充填し直す方法
見た目は似ていても、中身は大違い!
項目 | 増し打ち | 打ち替え |
---|---|---|
施工価格 | 安い(400〜650円/m) | 高い(750〜1,200円/m) |
工期 | 短い | やや長め |
耐久年数 | 1〜3年 | 7〜10年 |
防水性能 | 低い | 高い |
長期コスト | 高くなる | 安くなる |

【実録】増し打ちで後悔した失敗例
ケース1:施工1年で剥がれ…再工事に50万円!
「予算を抑えたくて、業者に勧められた増し打ちを選びました。
でも1年でシーリングが剥がれ、雨漏りまで…保証もなく、打ち替えで再工事。
結果、最初から打ち替えの方が安かったです」
ケース2:見た目はキレイ。でも中身はボロボロ
「2年後の大雨で、打ち増しをした
古いシーリングと新しいシーリングの間に水が入り、
壁の中にも水が入ってしまったことが判明。
増し打ちでは古いシーリングが残ったままだから、
防水性がほぼゼロだったそうです」
ケース3:外壁にも悪影響が
「撤去しなかった古いシーリング材から
可塑剤(かそざい=プラスチックやゴムなどの素材を柔らかくし、加工しやすくするために加える添加剤)が出てきてしまい、せっかく綺麗に塗り替えた外壁が1年後に内側から黒ずんでしまった。」

業者が“増し打ち”を勧めるホンネとは?
業者が増し打ちを提案する主な理由は、
「コストが安く」「短期間で終わり」「自社の利益が上がる」から。
- 古いシーリングを剥がす手間がなく、工期が短い
- 人件費・材料費が少なくて済む
- 見た目の仕上がりは良く見えるので、クレームになりにくい
だからといって、「お客様のため」とは限らないのが現実です。

ただし!増し打ちが適しているケースもある
以下のような場合は、増し打ちが適切な選択になることもあります。
- 築3〜5年程度で劣化が軽度な場合
- 部分的な補修だけで済むとき
その場合でも、下地処理(プライマー塗布)や3mm以上の厚み確保、
高品質なシーリング材の使用が必要不可欠です。

失敗しないための業者選び3ステップ
① 現地調査の丁寧さを確認
- 調査時間が30分以上
- 写真付きで劣化状況を説明してくれる
- 築年数・立地を考慮した提案がある
② 見積もりの中身をチェック
- 「打ち替え」か「増し打ち」か明記されている
- 材料のメーカー・品名が書かれている
- 保証期間・内容の説明がある
③ 複数業者の相見積もりを取る
- 最低3社から見積もりを取って比較
- 価格だけでなく“説明の丁寧さ”を基準に

まとめ|シーリング工事で後悔しないために
この記事のポイントは3つ:
- 「増し打ち=お得」とは限らない
- 築10年以上なら“打ち替え”が基本
- 業者選びが工事の満足度を左右する
大切な住まいを守るためにも、正しい知識と慎重な判断が必要です。

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家康ペイントでは、無料で外壁・シーリングの劣化診断を行っています。
- 調査時間はしっかり30〜60分
- 写真付きでわかりやすい説明
- 押し売りなし!安心して相談できます
ぜひ、早めの点検で“後悔しない選択”を。