屋根・外壁塗装より先にすべき!真夏の室温を下げる意外な対策
真夏の暑さ対策、あなたはどうしていますか?
「エアコンをガンガンに効かせるしかない…」
けれど、エアコンだけに頼る生活は
電気代の高騰を招くだけではなく、
体調不良の原因にもなりかねません。
実は屋根塗装を検討する前に、もっと手軽で効果的な対策があるんです。
稲沢市を拠点に、一宮市・清須市・小牧市・愛西市・津島市・名古屋市・あま市・大治町など、愛知県全域で対応している外壁・屋根塗装専門店「家康ペイント」が、
お客様との会話の中で「夏の家の中の暑さ」に関するお悩みを
この時期よく耳にします。
そこで今回は、プロの視点から「真夏の室温を下げる意外な対策」をご紹介します。

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なぜ室内が暑くなる?熱の侵入経路を知ろう
室内が暑くなる原因、それは外からの熱の侵入です。
家の中に熱が入ってくる経路は主に「屋根」「窓」「外壁」の3つ。
特に屋根からの熱侵入は全体の約60%を占めると言われています。
真夏の屋根表面温度は驚くことに70℃近くまで上昇することも!
この熱が屋根から室内へと伝わり、
2階の部屋や屋根裏部屋を灼熱の空間に変えてしまうのです。
屋根だけではなく
窓からの熱侵入も侮れません。特に西日が直接当たる窓は、
午後になると室内に大量の熱を取り込んでしまいます。
外壁も日光を浴び続けることで熱を蓄積し、じわじわと室内に伝えていくのです。
では、これらの熱侵入を効果的に防ぐにはどうすればよいのでしょうか?
屋根塗装より先にすべき!窓からの熱侵入を防ぐ方法
まず取り組むべきは、窓からの熱侵入対策です。
窓は家の中で最も熱を通しやすい場所。
しかし、屋根塗装のような大掛かりな工事をする前に、
まずは窓対策から始めるのが効果的です。
費用対効果が高く、すぐに実践できる方法をいくつかご紹介します。
遮光カーテンの活用
遮光カーテンは日差しをカットする最も手軽な方法です。
特に「1級遮光」と表示されたものは、日光を99%以上カットできます。
カーテンを閉めて日差しを入れないことで、部屋の温度上昇を抑えられます。
ただし、風通しも悪くなるため、風の通り道を確保することも大切です。
私が訪問したあるお客様宅では、遮光カーテンを導入しただけで
室温が2℃下がったというケースもありました。特に西日が強い部屋では効果絶大です。

すだれや簾(よしず)の外付け
日本の伝統的な知恵を活かすなら、すだれや簾の外付けがおすすめ。窓の外側に取り付けることで、日光が窓ガラスに到達する前に遮ることができます。
これにより室内に入る熱を大幅にカットできるのです。しかも風は通すので、自然の風を取り入れながら日差しだけをブロックできる優れものです。
愛知県稲沢市のS様は、「エアコンの効きが悪かった2階の子供部屋に簾を付けたら、エアコンの設定温度を2度上げても快適になった」と喜んでおられました。

窓ガラスへの遮熱フィルム貼付
窓ガラスに貼る遮熱フィルムも効果的です。
これは窓の内側から貼るだけで、日射熱を大幅にカットできます。
最新の高性能フィルムでは、日射熱を70%以上カットしながら、
可視光はしっかり通すタイプも登場しています。
つまり、明るさはそのままに、熱だけをブロックできるのです。
DIYで貼れるタイプもありますが、気泡が入りやすいので、
きれいに仕上げたい場合はプロに依頼するのがおすすめです!

熱割れの記事はこちら
湿度対策で体感温度を下げる驚きの効果
室温だけでなく湿度も体感温度に大きく影響します。
理化学研究所とダイキン工業の共同研究によると、
室温28℃でも湿度を55%以下に保てば快適性が向上し、
さらに40%以下であれば疲労も軽減できることが実証されています。
湿度が10%高いと体感温度は1℃高くなるとも言われており、
湿度対策は意外と効果的なのです。
除湿器の活用
除湿器は湿度を下げるための最も直接的な方法です。
特に梅雨時期から真夏にかけては、除湿器の活用が効果的です。
最近の除湿器は省エネ性能も向上しており、
エアコンよりも少ない電力で湿度を下げられます。
湿度が下がれば体感温度も下がるため、
エアコンの設定温度を1〜2度高くしても快適に過ごせるようになります。
実際のお客様で、リビングに除湿器を設置したところ、
「エアコンの設定温度を28度にしても快適に過ごせるようになった」とのこと。
電気代の節約にもつながったそうです。

換気で湿度を下げる
換気も湿度対策として効果的です。
特に朝晩の比較的涼しい時間帯に、対角線上に窓を開けて風の通り道を作りましょう。
換気扇を活用するのも効果的です。特にレンジフードは強力な排気能力を持っているので、
窓を開けてレンジフードを回すと、排出された分だけ窓から新鮮な空気が入ってきて、強制的に空気の流れを作れます。
24時間換気システムがある家では、これを正しく活用することで室内にこもった湿気や空気が計画的に排出され、
常に空気が循環している状態を保てます。

体感温度を下げる意外な方法
室内環境を整えるだけでなく、自分自身の体温を下げる工夫も効果的です。
人間の体は、環境温度だけでなく自分自身の体温によっても暑さ寒さを感じます。
体温を少し下げるだけで、同じ室温でも涼しく感じられるようになるのです。
リンパ部分を冷やす
首や脇、足の付け根など血流が多いリンパ部分を冷やすことで、身体全体の体温を下げる効果が期待できます。
冷却スプレーや保冷剤を活用するのも良いでしょう。
ただし、氷を直接当てると冷えすぎてしまうため要注意。
薄手のガーゼやタオルでくるんで、「ひんやり」と感じる程度を保つのがポイントです。
実際に「首元に冷却ジェルシートを貼るようになってから、
エアコンの設定温度を2度上げても快適に過ごせるようになった」という実証があります。

打ち水の活用
打ち水は昔からある暑さ対策の知恵ですが、現代においても有効な手段です。
暑くなった道路や庭に水を撒くことで、地面の熱を水分が奪い、
同時に地面の上を流れる風も冷気を帯びてひんやりと冷たくなる効果が期待できます。
また、打ち水は地面だけでなく、ホースを使って家の外壁や屋根に撒くのもおすすめです。
水が外壁・屋根にたまった熱を取り払ってくれるため、部屋の中の温度が下がる効果を期待できます。
この方法は、特に屋根塗装をすぐに行う予算がない場合の応急処置として効果的です。

屋根・外壁の遮熱対策はどうする?
ここまで紹介した対策で一定の効果は得られますが、より根本的な解決を目指すなら、
屋根や外壁の遮熱対策も検討する価値があります。
遮熱塗料による屋根塗装
屋根塗装を検討する際は、通常の塗料ではなく「遮熱塗料」の使用がおすすめです。
遮熱塗料は太陽光を反射する効果があり、屋根の表面温度の上昇を抑えることができます。
家康ペイントでは、高日射反射プランを提供しています。この塗料は太陽光の反射率が高く、
屋根の表面温度を通常の塗料より約10℃下げることが可能です。屋根塗装の高日射反射プランは23.6万円からご提供しています。
蟹江町のS様邸では、遮熱塗料による屋根塗装を施工後、
「涼しくなった」とのお声をいただきました。

外壁の遮熱対策
外壁も熱を吸収して室内に伝える経路となります。
外壁塗装にも遮熱効果のある塗料を使用することで、室内温度の上昇を抑制できます。
家康ペイントでは、外壁塗装の高日射反射プランを35.7万円からご提供。
ハイブリットプランも32.2万円からご用意しています。
まとめ:段階的に取り組む夏の暑さ対策
真夏の室温対策は、段階的に取り組むことが大切です。
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手軽に始める対策:遮光カーテン、すだれ、除湿器、換気、打ち水など
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中程度の対策:遮熱フィルム、内窓設置
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本格的な対策:遮熱塗料による屋根・外壁塗装

家康ペイントでは、お住まいの状況に合わせた最適な遮熱対策のご提案をしています。
屋根・外壁の無料診断も行っていますので、どうぞお気軽にご相談ください。