アクリル塗料とウレタン塗料にはどんな違いがある?
外壁塗料には様々な種類がありますが、何を基準に選べば良いのか、どの塗料が良いのか迷いますよね。
ウレタン・アクリル・シリコン・フッ素がよく使われます。
今回は、主に外壁塗料として使われるものの中でも、ウレタンとアクリルをピックアップして、ウレタンとアクリルの違いと、塗料選びのポイントをご紹介します。
□アクリル塗料とウレタン塗料の違いとは?
外壁塗装や屋根塗装に使われる塗料は、合成樹脂・顔料・添加剤・溶剤の4つからなります。
中でも合成樹脂は、塗料の性能を左右する重要な成分です。
この合成樹脂に何を使っているかで、アクリル・ウレタン・シリコン・フッ素の種類に分けられています。
*アクリル塗料について
アクリル塗料は、合成樹脂にアクリルが使われている塗料です。
他の3種類と比べて最も耐久性が低く、耐用年数は5~8年ほどです。
耐久性が低く、劣化しやすいため、定期的なメンテナンスと頻繁な塗り替えが必要です。
しかし、費用の面では、最も安く、手軽に塗装できます。
期間限定の建物やすぐに建て替えのご予定がある方にはコストパフォーマンスが良く、おすすめです。
*ウレタン塗料について
アクリル塗料よりも、耐久性が高く、値段が高いのがウレタン樹脂です。
耐久年数は10年未満で、アクリル塗料ほどの頻繁な塗り替えは不要ですが、とても頑丈という訳ではないので、定期的なメンテナンスが必要です。
値段はアクリル塗料よりは高価ですが、塗料の中では比較的安価な方です。
ウレタン塗料には、柔らかく密着力があるという特徴が存在するため、細かい部分の塗装に向いています。
□外壁塗装の塗料選びのポイントをご紹介!
外壁塗料は、最も性能が良いものを選べばいいという訳ではありません。
あまりに性能が良くても外壁と合わない場合もありますし、こんなにグレードの高いものじゃなくて十分だったなという場合もありえます。
10年単位で考えた時に、ベストな塗料を選びましょう。
考えるべきことは以下の通りです。
・外壁の素材との相性
・外壁へのダメージ
・今後10年のライフスタイル
外壁の素材の良さをかき消さない、外壁の弱点をカバーするような塗料がベストです。
塗料を検討する時は、外壁の素材を把握しておき、それに合わせた塗料を専門会社に相談すると良いでしょう。
当社は、外壁塗装のプロが、お客さまの外壁に合った塗料をアドバイスし、最後までサポートいたします。
また、外壁は、紫外線や雨風にさらされているため、周囲の環境や天候も確認する必要があります。
耐用年数を意識して塗料を選ぶと、塗り直しやメンテナンスの手間とお金が省けて、おすすめです。
数年で家を住み替える可能性のある方や、10年以内に家を売却する可能性がある方は、オーバースペックにならないよう注意しながら塗料を選びましょう。
□まとめ
今回は、外壁塗料において、ウレタンとアクリルの違い、塗料選びのポイントをご紹介しました。
塗料選びは、耐久性と耐用年数に重きを置いて選ぶのがおすすめです。
当社では、塗料をお悩みの方に向けて、外壁塗装の無料診断を行っております。
外壁塗装や塗り替えをお考えの方はぜひ一度お問い合わせください。