コーキングの寿命はどのくらい?
コーキングは、外壁のひび割れや外壁の隙間にできる隙間を埋めるためのものです。
コーキングには、雨水の侵入を防ぐ役割がありますが、劣化したまま放置すると、建材まで腐食してしまいます。
今回は、コーキングの寿命とコーキングが必要な理由をご紹介します。
コーキング工事を検討している方やコーキングの劣化が心配な方は要チェックです。
□外壁コーキングの寿命はどのくらい?
*コーキングの寿命
外壁コーキングの寿命は5~10年とされています。
コーキングはゴム製なので、劣化してしまうのは仕方ないことです。
劣化してしまうとゴムの弾力が弱くなり切れてしまいます。
外壁コーキングは外の紫外線や雨風にさらされているため、劣化しやすいです。
天候や環境によって左右されますが、5年ごとの定期的なメンテナンスをおすすめします。
*コーキング剤が使用されている場所
コーキングは、隙間を埋めるために家の様々な場所で使われています。
・外壁のひび割れや外壁の隙間
・窓と外壁の隙間
・キッチンの壁の隙間
・浴槽と壁の隙間
・トイレの便器と床の隙間
これらのように、細かい隙間を埋めるためによく使われます。
キッチンや風呂場の水周りでも多用されるため、劣化すると水が侵入しやすくなり、侵入した水がダイレクトに周りの建材に悪影響を与えてしまいます。
□外壁にコーキングが必要な理由をご紹介します!
・雨漏りや腐食を防ぐ
外壁に隙間やひび割れがあると、雨水が侵入してしまいます。
雨水が侵入すると、雨漏りしたり腐食したりしてしまいます。
コーキングの劣化を放置しておくと、影響が広がり、修理費用が莫大になってしまいます。
・隙間を埋める
構造上、隙間ができることがありますが、この隙間をコーキングで埋めます。
また、コーキングは屋根のズレや、建材を固定する接着剤としての役割も果たします。
・外壁の負担を軽くする
紫外線や雨風にさらされている外壁は、ゴム製で伸縮性があるコーキングを使うと、クッションの役割を果たして、外壁の負担を軽くできます。
コーキングの劣化は、外壁の負担につながるため、外壁の劣化も早まるので、注意が必要です。
・サイディングのひび割れ防止
外壁材の1種であるサイディングは、他の外壁材に比べて硬くて薄いため、周りの影響を受けやすいです。
また、サイディングは外壁の中でもひび割れを起こしやすいです。
ひび割れの防止にもコーキングは効果的です。
□まとめ
今回は、コーキングの寿命とコーキングが必要な理由をご紹介しました。
外壁におけるコーキングの役割を理解しておくことが重要です。
また、コーキングの寿命は5~10年とそこまで長くないことから、定期的なメンテナンスが必要ですので、注意しましょう。