アンティーク塗装の特徴とは?
2023.09.25 (Mon) 更新
インテリアは、部屋の雰囲気を大きく左右します。
インテリアに、長年使ったかのような風合いを演出することで、部屋がどこか味のある雰囲気になります。
このような加工を施す手段の1つにアンティーク塗装というものがあります。
今回は、そんなアンティーク塗装について、特徴と塗装テクニックをご紹介します。
アンティーク塗装を検討している方は要チェックです。
□アンティーク塗装の特徴とは?
アンティーク塗装は、時代処理塗装と言われることもあります。
言葉通り、家具をアンティーク調に塗装する、少し時代を経たかのような塗装をすることです。
新しいものには新しいものの良さがありますが、アンティーク塗装を施すことで、味わい深いおしゃれな仕上がりになります。
ヴィンテージ感漂う雰囲気やアンティークな感じの部屋にしたいという方には、アンティーク塗装がぴったりです。
具体的な加工方法は、塗装のみではなく、わざとキズをつけたり、へこませたり、色あせさせるといったことをします。
しかし、あくまで家具自体の性能には問題がない程度にしないといけません。
アンティーク塗装は、金属や木材、プラスチックなど様々な素材のものにできます。
素材によっては、着色用の塗料の前に、下地や塗料の密着を良くするプライマーを塗装する必要があります。
アンティーク塗装したいものの素材に合わせて、下地やプライマーが必要か、塗料との相性はどうか調べてから塗装しましょう。
□アンティーク風の塗装テクニックをご紹介します!
*使い込まれたように仕上げる加工
シャビ―加工というものを施すと、使い込まれたような仕上がりになります。
具体的には、あえてキズをつけたり、やすりをかけたりします。
かすれたような表面の粗さや色褪せが、使い込まれたような仕上がりにします。
落ち着いた色のワックスを塗り込むことでできるヴィンテージ加工や塗装前に表面をキズつけておくダメージ加工、ベースの色を塗った後に濃い色の塗料をあえて汚れたように塗り重ねる汚し加工といったテクニックがあります。
新品のものよりも味のある雰囲気になり、おしゃれに仕上がるため、インテリアにこだわる方やヴィンテージ感が感じられるものが好きな方におすすめです。
*アンティーク感が上がる塗料
塗るだけで味が出る「クロマニョンペイント」と呼ばれる塗料もあります。
色合いの質も高く、手軽にヴィンテージ感やアンティーク感を演出できます。
□まとめ
今回は、アンティーク塗装について、特徴と塗装テクニックをご紹介しました。
おしゃれなインテリアは値段が張るものが多いですが、アンティーク塗装は自分で手軽におしゃれな雰囲気を演出できます。
初心者の方でも手軽にアンティーク塗装ができます。
きっちり塗ることやきれいに塗ることがあまり求められないので、気になった方は自分で試してみてはいかがでしょうか。