【稲沢市】屋根塗装に使用される塗料の種類をご紹介します!
2023.08.03 (Thu) 更新
屋根塗装をする際、様々な種類の中から比較検討し、自身の建物にあったものを選ばなくてはならないのが塗料です。
塗料の選び方自体は非常に簡単なため、本記事でご紹介する塗料の特徴を抑えながら選ぶことを心掛けてみてください。
□屋根塗装に使用される塗料の種類をご紹介!
屋根に使用される塗料には様々な種類がありますが、代表的な4つをご紹介します。
1.ウレタン樹脂系塗料
ウレタン樹脂系塗料は、耐用年数8~10年の一般的な塗料の1つです。
主な特徴として、比較的安価な点、柔軟で付着性が高い点、塗膜に光沢感がある点が挙げられます。
一方、他の塗料と比べて耐久性が劣るというデメリットも抱えており、費用をできるだけ抑えて塗装を行いたいという方に向いている塗料だといえるでしょう。
非常に汎用性が高く、塗装する場所を選ばないため、一昔前までは一線級の塗料でしたが、シリコン塗料の登場で少しずつグレードが下がりつつあります。
2.シリコン樹脂系塗料
シリコン樹脂系塗料は、ウレタンよりも高機能な塗料として登場した、耐用年数10~15年の塗料です。
ウレタン塗料よりも耐久性があり、防汚性や耐熱性も備えているため、価格と耐久性のバランスが良いという特徴があります。
そのため、コストパフォーマンスが良く、現代の屋根塗装において最も多く使用されている塗料であるといえるでしょう。
しかし、弾性が低くひび割れしやすい点や、密着性が弱い傾向にある点はデメリットだといえます。
3.フッ素樹脂系塗料
フッ素樹脂系塗料は耐用年数が15~20年と非常に長いものの、価格帯が少し高いのがネックな塗料です。
耐久性や防汚性、耐熱性はシリコン塗料よりも優れており、防カビ性や防藻性も備えています。
4.無機塗料
無機塗料は20年以上の耐用年数を誇る一方、上記でご紹介した有機塗料に付加する形で塗装する一風変わった塗料です。
ベースとなる塗料によって性能が変化するため、塗料の組み合わせが非常に大切だといえます。
□屋根用塗料の選び方とは?
屋根塗料を選ぶ際には、以下の3つのステップを意識することをおすすめします。
・屋根材と塗料の相性
・塗料の種類
・塗料の機能や特徴
まず大切なのは、屋根材と塗料の相性です。
基本的には、屋根材に備わっていない特性を補えるような塗料を塗ることで、屋根の耐久力が段違いに上がることを覚えておいてください。
屋根材を確認し、必要な要素が分かったら、先ほどご紹介した塗料の中から適切な種類を選びます。
その際に、細かな機能や特徴も同時に比較検討するようにしてください。
□まとめ
今回は、屋根塗装に使用される塗料の種類や特徴、またその選び方について分かりやすくご紹介しました。
塗料を選ぶ際には、今回ご紹介した特徴とご自宅の屋根材を照らし合わせながら、比較検討することをおすすめします。