【稲沢市】ベランダの防水工事を行う適切なタイミングとは?
防水工事と聞くと、屋根や外壁のような部分が思い浮かぶかもしれませんが、実はベランダにも定期的な塗装が必要です。
今回は、ベランダの防水工事の種類や防水層の耐用年数、ベランダ防水工事を行う適切なタイミングなどを詳しくご紹介します。
□ベランダ防水層の耐用年数をご紹介します!
ベランダ防水層の耐用年数をご紹介する前に、まずは防水工事の種類を知っておく必要があるでしょう。
ベランダの防水工事には、以下の3種類の工法があります。
・ウレタン防水
・FRP防水
・長尺シート
*ウレタン防水
ウレタン防水には3種類の工法がありますが、その中でも「密着工法」と「メッシュ工法」の2種類の耐用年数は10~12年程度とされています。
もう1つの「トップコート塗り替え」という工法はFRP防水にも存在しますが、耐用年数が3~5年ほどであるため、耐用年数を意識する場合は上記の2種類の工法を選ぶと良いでしょう。
*FRP防水
FRP防水の耐用年数も10~12年ほどとされており、ウレタン防水と大差ありません。
両者の違いは、作業中にベランダに立ち入ることができるかや工期の長さの違いなどであるため、どちらが良いかは確実に比較しておくことをおすすめします。
*長尺シート
長尺シートは12~18年と比較的長い耐用年数を誇っており、耐用年数という面では高パフォーマンスであることに間違いないでしょう。
最近の建物では、ウレタン防水と同時に施工されることもあることを覚えておいてください。
□ベランダ防水工事のタイミングとは?
防水工事のベストなタイミングは以下の通りです。
・塗装の剥がれや膨れ
・水たまりやひび割れの発生
・雨漏りの発生
この中でも特にわかりやすいのは塗装の剥がれや膨れ、水たまり、ひび割れの発生です。
塗装表面のトップコートが剥がれている場合は、再塗装を行う必要があります。
また、シート系防水の場合は、防水層を作り直す必要があるため、防水工事の費用が高額になることも覚えておくと良いでしょう。
こうした症状と同時に、雨天時の水たまりやひび割れの発生にも注意を払う必要があります。
防水効果が薄れていると、水たまりが発生する恐れがあります。
ベランダの場合は排水溝が詰まっていないか、また水が流れる勾配ができているかを定期的に確認すると良いでしょう。
□まとめ
今回は、ベランダ防水層の耐用年数や、ベランダの防水工事の適切なタイミングをご紹介しました。
ベランダで見られる様々な劣化症状は、再塗装の必要性を示してくれるため、ご自身の目でも定期的に確認を行うと同時に、当社のような塗装の専門店にも点検を依頼することをおすすめします。