【稲沢市】雨樋はDIYで設置できる!その方法をご紹介します!
2023.07.08 (Sat) 更新
雨樋は、雨水が溜まって、屋根や外壁を損傷・腐食させてしまわないようにするための大切なパーツです。
今住んでいるお家を長持ちさせるためにも、必ず取り付けなくてはなりません。
今回は、DIYで雨樋を取り付ける方法をステップごとにご紹介します。
□雨樋をDIYで取り付ける方法とは?
まず、雨樋をDIYで取り付ける方法について見ていきましょう。
1.樋受け金具
まずは雨樋の集水器をどこに付けるかを決め、その周辺から金具を取り付けていきます。
集水器は溜めこんだ水をまとめて下ろすためのパーツなので、ここが一番低くなることが無いように位置決めを行っていきましょう。
基本的に、屋根の端が最も雨樋が高くなることが想定されるので、ここを頂点として雨樋を集水器に付くように金具をビス止めします。
金具を取り付ける間隔の目安は50センチです。
2.軒樋
金具が取り付け終わったら、軒樋の取り付けを行います。
軒樋は雨樋の中でも大切なパーツで、高低差が上手くできていないとそもそも雨樋として機能しないこともあるため、この行程は特に注意深く行いましょう。
はじめに、樋を取り付ける場所の長さを測り、それに合うように軒樋をカットしていきます。
樋の底部分を上にして、糸鋸を使用してカットするのがおすすめです。
樋の先端部分には、「止まり」という蓋を接着剤で取り付けておきましょう。
その後、流れてきた雨水を竪樋に流すための穴を開けていきます。
集水器を取り付ける部分に穴をあけ、樋の材質によってはサビなどを防止するための接着剤を塗っておくようにしましょう。
最後に集水器を取り付け、金具で固定して完了です。
3.竪樋
横向きの樋が取り付け終わったら、竪樋を取り付けていきます。
呼樋(よびどい)と呼ばれる、壁まで雨水を引き込んでから下ろすための樋を取り付け、そこに竪樋を接続して下までつなげます。
後は、必要に応じて落ち葉ネットを取り付けて完成です。
□雨樋の素材の種類をご紹介します!
雨樋の素材には以下のような種類が存在します。
・硬質塩化ビニール
・ステンレス
・銅
・ガルバリウム銅板
硬質塩化ビニールは、金属製と比べて価格が安い点、加工が容易な点が魅力です。
腐食やカビの心配が無い点からも、雨樋に適した素材であるといえます。
ステンレスは、錆びにくく耐久性が高い金属素材です。
特に、強い力が加わっても破損しない高い強度は大きなメリットです。
銅やガルバリウム銅板は、加工しやすく腐食しにくい素材として使用される素材です。
耐久性にも優れていますが、他の素材でできた雨樋よりも価格が高いデメリットもあります。
□まとめ
今回は、DIYで雨樋を設置するための方法と、雨樋に使用されることの多い素材についてご紹介しました。
近年では、DIYに必要な道具をホームセンターで簡単に揃えられるようになってきているため、雨樋の取り付けを自分でやってみたいという方は、今回ご紹介した方法を試してみてください。