【稲沢市】漏水事故の原因や責任について詳しくご紹介します!
2023.06.30 (Fri) 更新
漏水事故は、一軒家・マンション問わず、どこでも発生する可能性のある事故の1つです。
その際の責任の所在やとるべき行動について押さえておくことは、有事の際の安心にも繋がります。
今回は、漏水事故の原因と責任、事故の際にやるべきことなどをご紹介します。
□漏水事故の原因と責任についてご紹介します!
漏水の種類については、大きく分けると以下の2つがあります。
・水道の閉め忘れや排水溝の詰まりなどによる漏水
・専有部分の給排水管からの漏水
どちらのケースにおいても漏水の発生元である該当住居の居住者が加害者となり、損害賠償の責任が生じるのは同じです。
しかし、専有部分の給排水管からの漏水の場合では、給排水管が床下にあることをはじめとしたさまざまな理由により、当事者意識を感じづらくなることがあります。
確かに自分から見えない部分からの漏水は管理が難しいですが、基本的に責任は居住者に降りかかることを覚えておきましょう。
□漏水事故を起こしてしまった場合にやるべきこととは?
1.管理会社への連絡
漏水が判明した場合、まずは漏水が発生したことを管理会社にすぐ連絡しましょう。
階下の住民にも被害が発生している可能性もあり、時間が経ってしまうとトラブルに発展しやすくなるためです。
もちろん、自分で被害の状況を確認しに行くのがベストですが、階下の住民が留守にしている場合は管理会社に連絡をとってもらう必要があります。
被害の拡大を防ぐためにも、早めの連絡を心掛けましょう。
2.漏水箇所・原因の調査
漏水事故が発生した場合には、漏水の発生箇所とその原因を調査する必要があります。
前章でご紹介したのはすべて、専有部分からの漏水で居住者が責任を負う場合ですが、共有部分からの漏水の場合は責任の所在が異なります。
誰がどのような責任を負うのかを確実に特定するためにも、漏水箇所と原因を確実に割り出しましょう。
3.被害者対応
専有部分からの漏水の場合、階下の住民に被害を及ぼしてしまったことが確認出来たら、誠意をもって謝罪に伺うといった対応が必要です。
中には管理会社に任せきりにしてしまう方もいらっしゃいますが、それでは被害者の不満が募る一方であり、住民間でのトラブルが発生してしまう可能性もあります。
可能な限り、誠意ある姿勢を見せるように心掛けましょう。
□まとめ
今回は、マンションで漏水事故を起こしてしまった際の原因や責任、対応方法などについてご紹介しました。
様々な内容に触れていきましたが、覚えておきたいのは、マンションはあくまで共有物であるということ。
万が一漏水事故を起こしてしまった場合は、誠意をもって他の住民との折り合いを付けることを心掛けましょう。