【稲沢市】漏水事故の対処法や損害賠償について解説します!
2023.05.30 (Tue) 更新
漏水事故は、住宅、特に賃貸物件に住んでいる場合、なるべく避けたい事故の1つです。
最悪の場合、住居者同士のトラブルに発展することもあるので、事前に知識をもっておくと安心できるでしょう。
今回は、漏水事故を起こしてしまった際の対応方法や損害賠償責任について解説していきます。
□漏水事故を起こしてしまった際の対応方法とは?
漏水事故を起こしてしまった際にやるべきことを以下にまとめます。
・建物の管理会社への連絡
・漏水原因の調査
・被害者への対応
漏水事故が発生してしまったら、まずは建物の管理会社に連絡します。
それは、階下の住民に被害が出ている可能性があり、その旨を管理会社から他の住民に連絡してもらうためです。
被害の拡大を防ぐため、できるだけ早めに連絡をとるようにしましょう。
続いて、漏水箇所の特定とその原因の調査を行います。
漏水の箇所によって責任の所在が異なるため、それが専有部分なのか、共有部分なのかを確認する必要があるのです。
それに加えて、住んでいる人の不注意によるものなのか、あるいは設備の不具合によるものなのか、原因も調査します。
誰が責任を負うのかを確定するためにも、漏水箇所・原因は確実に調査しましょう。
さらに、マンションの専有部分からの漏水に関しては、階下の住人に対する被害への対応を行う必要も出てきます。
その際には、管理会社に任せきりにするのではなく自分から謝罪に伺うなど、誠意ある姿勢を示すようにしましょう。
□漏水の損害賠償は誰がする?
先ほども解説したように、集合住宅における責任の所在は、専有部分なのか、共有部分なのかによって変わってくるため、賠償を行う人もそれに伴って決定されます。
専有部分からの漏水、特に居住者の不注意による漏水の場合は、その居住者が不法行為に基づいて損害賠償責任を負うことになります。
また、設備の老朽化による漏水の場合は、専有部分の所有者や賃借人が損害賠償を支払うことになります。
つまり、マンションやアパートなどの賃貸借での漏水に関しては、基本的に所有者・居住者が責任を負うことになると覚えておきましょう。
一方で、共有部分での事故の場合は、管理者かマンションの所有者全員が責任を負います。
住民で共有する部分に関しては、ほとんどの場合管理者によって賠償されると覚えておいて良いでしょう。
しかし、実際には保険によって補填されることが多いです。
個人賠償責任保険や、施設賠償責任保険に加入する場合がほとんどのため、そうした保証を利用して賠償金を支払います。
□まとめ
今回は、漏水事故の対処法や、損害賠償責任について解説しました。
当社は、愛知県稲沢市を中心に外壁・屋根の塗装を行っている専門業者です。
これらの塗装に加え、漏水点検や雨漏り診断なども行っておりますので、お困りの方はぜひ当社にお問い合わせください。