【稲沢市】雨樋の各部位の名称と役割について徹底解説!
2023.05.04 (Thu) 更新
皆さんは雨樋(あまどい)の役割について、どのくらいご存じでしょうか。
雨樋という名前を聞いたことはあるけど、中身や役割は詳しく知らないという方が多いのではないかと思います。
今回は、重要な役割を担う雨樋の各部位の役割について、詳しく解説します。
□そもそも雨樋とは?
雨樋は、降ってきた雨水を集め、地面の排水溝まで運んで排水するための設備のことをいいます。
雨樋があることによって、雨水が建物を傷付けるのを防ぐことに繋がったり、雨音も軽減できたりします。
逆に、雨樋がない場合はどうなってしまうのでしょうか。
雨樋を設けていない場合、雨が外壁を伝って地面に流れ落ち、それが何年も続くことにより地面に穴が空いてしまいます。
建物の土台に影響を与えてしまうことになるため、非常に危険です。
また、外壁の小さなひび割れから雨水が内部に入り込み、建物の腐食を引き起こしてしまう可能性もあります。
雨漏りの発生リスクも高まるため、雨樋は設ける必要があるといえるのです。
□雨樋の各部位の名称と役割をご紹介!
雨樋は、以下の3つの部分から構成されています。
・軒樋(のきどい)
・集水器(しゅうすいき)
・竪樋(たてどい)
軒樋は、横樋(よこどい)とも呼ばれ、屋根に対して水平方向に設けられたもののことを指します。
屋根に降ってきた雨を受け止め、次の集水器に流すことが主な役割です。
一見水平に見えるこの軒樋ですが、雨水を排水するために少しだけ勾配がつけられています。
集水器は、その名の通り流れてきた雨水を集める役割を担っており、上合(じょうごう)と呼ばれることもあります。
軒樋と竪樋が交わる部分に設置され、軒樋から流れてきた雨水を竪樋に流し込みます。
竪樋は、屋根に対して垂直方向に設けられた樋を指します。
主な役割は、雨水を地上や下水に導いて土壌や外壁に与える影響を軽減することです。
また、屋根の中で外壁から外側に出ている部分のことを軒天と呼び、これは雨樋の部位ではないものの、同じように雨水から守る傘のような役割を担っています。
これらの機能のおかげで、雨水の影響を軽減して長い期間住み続けられる家が実現できているのです。
□まとめ
今回は、建物の屋根から地面にかけて設けられている雨樋について、概要と各部位の名称、役割をご紹介しました。
当社では、愛知県稲沢市を中心に屋根や外壁の塗装を行っております。
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