【稲沢市】雨漏りの主な発生原因とは?簡単にできる応急処置方法もご紹介します!
2023.03.30 (Thu) 更新
雨漏りはいろいろな場所が原因で発生します。
しかし、どんな雨漏りでも共通する原因は、お家のどこかに隙間ができていることです。
今回は、雨漏りの原因と簡単な応急処置の方法をご紹介します。
ご自身の状況と照らし合わせて原因特定にお役立てください。
□雨漏りのありがちな原因とは?
1.屋根
雨漏りと言われて一番に屋根を考える方も多いのではないでしょうか。
最も雨風の影響を受ける場所のため、劣化が他の場所と比べて激しいです。
破損や脱落、強風などで屋根材がずれたり割れたりして、露出した屋根下地から天井裏に水が染み込んでしまい、雨漏りに発展してしまう場合があります。
また、屋根の棟板金、谷板金、破風板といった折り目や端の部分は、15年前後で浮きや釘のゆるみが起こり、雨水の浸入口となりやすいです。
屋根が原因の雨漏りは、最上階の天井にシミやクロスの剥がれ、浮きが起きます。
2.窓サッシ
窓サッシは室内と外をつなぐ部材です。
窓サッシと外壁の間はコーキングで隙間を埋めています。
サッシまわりは、雨水が当たりやすく、留まりやすく、劣化も起こりやすい場所です。
このコーキングにひび割れや剥がれなどの劣化が起こることで隙間が発生し、雨水が浸入することで雨漏りにつながります。
3.ベランダ
ベランダ床面の防水層の撥水力や防水力が経年劣化で低下し、水を通すようになり家に染み込むようになった場合が多いです。
また、人の出入りが多く、物をぶつけたりなどしてベランダと外壁との継ぎ目や手すり部分に隙間ができてしまうことも原因の1つに考えられます。
□雨漏りが発生した際の応急処置方法をご紹介!
まず、防水加工された防水テープで応急処置を行う方法です。
雨漏りしている場所の汚れを落とし、完全に乾燥させたうえで防水テープを貼りましょう。
必要な大きさに簡単にカットでき、密着します。
次に、雨漏りの量が多い場合は、吸水シートを使用しましょう。
天井から落ちてくる雨水をバケツにためると、水滴が飛び散ったり、何度もたまった雨水を捨てなければなりません。
吸水シートにすることで、これらの手間を減らせます。
また、窓サッシに吸水シートを置くことで雨水の侵入を防げます。
□まとめ
雨漏りが起きている場所・原因は様々です。
雨漏りは、放っておくと構造部の腐食が進み、カビやシロアリが発生するなどの二次災害が発生し、住宅の寿命を縮めてしまう恐れがあります。
応急処置をしたうえで、早めにプロに相談しましょう。