【稲沢市】漏水調査の種類とメリットとは?特定方法もご紹介します!
2023.01.03 (Tue) 更新
家中の水回りは、いつかは漏水する危険性があります。
その中で実際に漏水に困っている方もいらっしゃると思いますが、そういった方におすすめなのが漏水調査です。
漏水調査によって、水が漏れている箇所を特定し迅速な修理に繋げられます。
今回は、この漏水調査の種類やメリットについてご紹介します。
□漏水調査の種類とメリットとは?
漏水調査には、「音聴調査」と「漏水探知機」の2種類あります。
*音聴調査
音聴調査は漏水調査の中でも一般的なもので、水道メーターや止水栓というものに、「音聴棒」を当てた時に聞こえる音で漏水しているか否かを判断します。
また、音の聞き取りの際に、漏水しているかの特定に役立てるために音を聞き取りやすくする電気を用いることもあります。
*漏水探知機を用いた調査
こちらは管路の上に感震器というものを置き、振動音をメーターに表示させつつ漏水音を判別するという方法です。
他のやり方としては、他の複数地点から漏水している音を聞き出し、音の大きさから発生地点を予測するというものがあります。
*漏水調査のメリットとは?
漏水調査を行うメリットは、配管の修理や布設替工事の必要があった際に、漏水調査と一緒に行ってくれる点です。
また、漏水の放置によって水道料金の増加や地盤の悪化につながります。
漏水調査によってこの心配も無くなるのは大きなメリットです。
□漏水個所はどうやって特定すれば良い?
漏水箇所の特定を、ある程度自身で把握することで修理の際にスムーズに進みます。
そこで家中でも漏水が起こりやすい箇所や特定方法を挙げていくので、一緒に見ていきましょう。
1. キッチン周辺
・シンクや排水トラップの劣化
・排水トラップや排水管などのつなぎ目のゆるみ
・排水ホースのヒビ
・給排水管や蛇口のゆるみ
2. トイレ周辺
トイレの漏水箇所の特定方法は以下のものがあります。
・床へタオルを敷いて濡れている箇所から判断する
・トイレタンクと便器の間に敷く
基本的にタオルの濡れている箇所から判断できます。
例えばトイレタンクと便座の間だけが濡れていれば、タンクから漏水している可能性が高いです。
3. お風呂周辺
お風呂は基本的に水の使用量が多いため、漏水しているかの確認は浴室が乾燥している状態で行いましょう。
漏水個所として挙げられるのは以下の箇所です。
・シャワーホースや蛇口
・給湯器や浴槽
・床や壁内部の配管
前者2つは、換気扇を回して浴室が乾燥している状態で行えば発見できる可能性が高いです。
4. 洗面台周辺
洗面所の場合給排水管、蛇口などの劣化による漏水が考えられます。
加えて、ナットの緩みも原因として挙げられます。
水の流れや水圧に違和感があるかどうかで判断しましょう。
□まとめ
漏水にお困りの方は、できるだけ早く漏水調査を依頼することで被害を最小限に抑えられます。
また、ご自身で漏水しているかどうかの簡易的なチェックをしておくことで、調査や修理の際にスムーズに進みます。