【稲沢市】外壁塗装の相場、見積表記のいついて
2022.07.15 (Fri) 更新
おはようございます(^^♪
稲沢市外壁塗装専門の家康ペイントです~!
「外壁塗装の費用は、いくらかかる?」という疑問をお持ちの方は少なくないでしょうか!
外壁塗装の費用の相場はズバリ・・・
800,000円~と言われております。
ただし、あくまで相場価格になります。外壁塗装の費用は、外壁の大きさ、塗装に使用する塗料の種類、外壁の劣化の進行具合、様々な要因によって変動します。詳しくは本章にて解説いたします★
1.外壁塗装にかかる費用相場
1-1.外壁塗装の費用相場は?
■外壁塗装の相場価格
800,000円~(※屋根塗装別)
外壁塗装の費用は、使用する塗料の種類や塗装面積、劣化の進行具合など、さまざまな要因によって変動します。あくまでも目安の数字です。
1-2.塗装費用の内訳から正確に相場を掴む
外壁塗装の費用内訳は「足場代」「塗料代」「工事単価(人件費)」「利益」です。
そこで、外壁塗装の費用相場を正確に掴むために、★足場代、★塗料代、★工事単価のそれぞれの相場価格を元に考えます。
ちなみに、内訳の比率は▼塗料代およそ20%、▼工事単価おおよそ30%、▼足場代おおよそ20%です。(※業者によって多少異なる。)
塗料代は、もちろん選ぶ塗料により大きく変動します。
[塗料別の相場目安|外壁]
塗料 | 耐久年数 | 費用 ※1缶あたり |
---|---|---|
アクリル | 約3~5年 | 5,000~15,000円 |
ウレタン | 約5~7年 | 5,000~20,000円 |
シリコン | 約7~10年 | 15,000~40,000円 |
ピュアアクリル | 約15年~ | 50,000~70,000円 |
フッ素 | 約15年~ | 40,000~100,000円 |
(変性)無機 | 約15年~ | 50,000~120,000円 |
[塗料別の相場目安|屋根]
塗料 | 耐久年数 | 費用 ※1缶あたり |
---|---|---|
ウレタン | 約3~5年 | 5,000~20,000円 |
シリコン | 約5~7年 | 15,000~40,000円 |
フッ素 | 約7~10年 | 40,000~100,000円 |
無機 | 約10~15年 | 50,000~120,000円 |
(上記は目安です。塗料製品により価格は異なる。)
塗料を選ぶときには、費用も大切ですが、耐久年数がどれくらいなのかも一緒に考えましょう。耐久年数とは「塗料の持ち」のことです。耐久年数が長いほど価格も高く、耐久年数が短いほど低価格なります。つまり、耐久年数の高い塗料を選ぶことで、一時的には費用がかかるものの長いスパンで考えれば塗り替えまでの期間が長くなるため、結果的にコスパが良くなることもあるということです。
■工事単価の相場
外壁塗装の工事代とは、塗装職人の工事に対して発生する人件費用のことです。
基本的には、「高圧洗浄」「飛散防止ネット」「養生」「施工費」はどの塗装工事の場合もかかる費用となります。
(付帯塗装工事は塗装する箇所によって異なる。)
[工事単価の相場料金]
工事項目 | 相場料金(円) | |
---|---|---|
飛散防止ネット | 100~200円/㎡ | |
高圧洗浄 | 100~300円/㎡ | |
養生 | 250~400円/㎡ | |
施工費 | 1,000円~2,000円 /㎡ | |
付帯塗装工事 | 軒天 | 800~1,200円/㎡ |
雨樋 | 800~1,200円/m | |
破風板 | 650~1200円/㎡ | |
雨戸 | 2,000~5,000円/枚 | |
シーリング打ち替え | 900~1,500円/m | |
シーリング増し打ち | 500~1,000円/m | |
諸経費 | 現場管理費 | 1式 30,000~50,000円 |
廃材処理費等 | 1式 10,000~30,000円 |
■足場代
足場の費用相場は自分でも算出することが可能なので計算してみましょう。
▼足場代の費用相場を計算式で割り出してみよう
①足場はお住まいから少し離れた場所に設置する為、まずはどのくらいの大きさの足場をかけるかを調べるために足場をかける面積(足場架面積)を出します。(※家の外周に足す8mは、外壁(家)から足場までの距離に相当します。)
足場架面積=[家の外周+8m]×高さ
②足場代(㎡単価)と飛散防止ネット(㎡単価)、さらに①で出した足場架面積から、足場代を算出できます。
足場費用=足場架面積×(足場費用/㎡+飛散防止ネット/㎡)
▼要注意チェックポイント!
ときどき「足場代を無料にします」という業者がいます。ですがそんなアプローチをしてくる場合は要注意かも?
足場代には、足場の材料を運ぶ運搬費、足場組立する施工費が含まれています。足場を組むには、足場の組立て等作業主任者(国家資格)を配置する必要があるため、自社設置じゃなければ外注の専門業者に依頼することも少なくありません。つまりそれだけの工程・人件費がかかるはずの作業を無料にできるということはなかなか難しいでしょう。
▼外壁塗装の見積り事例で費用相場を掴む
外壁塗装の見積例から費用相場を掴むのも一つの手です。以下、参考に3つの見積書をご紹介いたします。
(※yahoo知恵袋から引用)
【事例1/外壁塗装】
築16年
外壁/サイディング ※屋根は和瓦のため塗り替えなし
項目 | 数量 | 単価 | 料金(円) |
---|---|---|---|
足場、メッシュシート込 | 一式 | 90,000 | |
水洗い | 一式 | 30,000 | |
養生 | 一式 | 55,000 | |
軒天、破風、鉄部塗装 | 一式 | 70,000 | |
下塗り、パーフェクトサーフ | 98㎡ | 1,000 | 98,000 |
中、上塗り、2液Fウレタン | 98㎡ | 2,400 | 235,200 |
軒天取り替え大工工事 | 1ヶ所・一式 | 0 | |
目地コーキング打ち替え、打ち増し | 一式 | 90,000 | |
ゴミ処理、雑費 | 一式 | 20,000 | |
小計(税抜) | 688,200 | ||
消費税 | 55,056 | ||
値引き | 43,256 | ||
合計(税込) | 700,000 |
コメント
一式の表記が目立ち気になります。何をどこまで対応してもらえるのか不明です。例えばコーキング打ち替えと打ち増しでは全く工程が異なるにもかかわらず、「コーキング打ち替え、打ち増し」が一式表記となっています。打ち替えなのか?打ち増しなのかを明らかにした上で、m単位でお見積りを出してもらう必要があります。その他の項目の一式部分は全て明確にしておきましょう。
【事例2/外壁・屋根塗装】
築10年 木造住宅
項目 | 数量 | 単価 | 金額(円) |
---|---|---|---|
足場架け掃い | 275㎡ | 1,000 | 275,000 |
足場養生ネット | 275㎡ | 130 | 35,750 |
下地処理 高圧洗浄 | 258㎡ | 130 | 33,540 |
シール打ち替え | 331m | 1,100 | 364,100 |
屋根部タスペーサー設置 | 325個 | 67 | 21,775 |
塗装工事 外部下部レンガ調サイディング クリーンSDトップ |
100㎡ | 2,100 | 210,000 |
外部上部サイディング クリーンマイルドシリコン |
70㎡ | 2,100 | 147,000 |
屋根クールタイトSi | 65㎡ | 2,100 | 136,500 |
軒天・破風クリーンマイルドウレタン | 42m | 2,100 | 88,200 |
雨樋・水切り・シャッターボックス | 1式 | 100,000 | 100,000 |
バルコニー防水トップコート | 1式 | 67,000 | 67,000 |
養生費 | 1式 | 40,000 | 40,000 |
発生材処分費 | 1式 | 53,000 | 53,000 |
諸経費 | 1式 | 157,000 | 157,000 |
合計 | 1,728,865 |
コメント
塗料名(塗料メーカーの記載もあると尚良いです)・塗装面積は明記されていますが、使用する塗料の量は不明瞭です。この見積書では、たとえば塗料4缶使用すべきところを3缶に間引くこともできてしまうのです。使用する塗料の量は、必ず缶数表記で明記してもらうようにしてください。
また「諸経費」という項目がありますが、これだけでは何に関する価格なのかわかりません。何にいくらかかっているのか、詳細に確認しておいた方が良いでしょう。
3.外壁塗装の費用相場と一緒に押さえておきたい支払いのこと
3-1.支払いのタイミング
下記2つの支払い方法が一般的です。
■工事完了後の一括払い
■契約時or着工時に一部を、完工時に残金を支払う
支払いのタイミングに関しては、業者によって異なりますので契約前に必ず確認するように!
気をつけておきたいのが、工事前に全額支払いを指定された場合です。
「工事費用を支払ったのち、連絡がつかなくなった」といったトラブルが発生することもあります。国民生活センターにも同様のトラブルの声が多数寄せられているのが現実です。
3-2.ローンでの支払いも可能
外壁塗装はしたいけれど、一度にまとまったお金を用意するのが難しいという方には、リフォームローンを使って支払うという選択肢もあります。金融機関によって条件も様々ですので業者によっては、自社で取り扱いのある場合もあります。
4.外壁塗装の費用に関するトラブル例
4-1.大幅な値引き
「今すぐ契約してくれたら半額にします」などと言われると心を動かされそうになりますが、最初の見積り金額よりも大幅な値引き額を提示してくる業者には注意が必要です。外壁塗装には、塗料代や工事代(人件費)、足場代など、一定以上の費用が掛かるので、簡単に大幅値引きができるはずがないのです・・。
大幅値引きをしたように見せかけて、実は、最初に提示した見積額をありえないほど高額に設定されてはいませんか?又は本来1週間かかる工程を2、3日で終わらせていたり、使用する塗料の量を規定を守っていなかったり。わからないように品質を下げて見積金額を下げている可能性がございます。
心ない業者に騙されないために、大幅な値引き額を提示された時に「理由のある値引きなのか」という視点を持つことが重要です。
4-2.追加費用が掛かっていませんか?
お見積りの際にはお得な金額を提示しておき、その後、追加工事することで、請求額を吊り上げる業者がいることも。
「一緒に補修しておきますね」などと、あたかも無償でやってくれるような口ぶりで工事を行ない、実際にはきっちり請求されてしまうケースもあるので注意が必要です。
追加での工事が発生した際には、見積額の範囲で対応できるものなのかを確認しましょう。見積り外の場合、改めて見積りを依頼することが常識です。
5.外壁塗装の見積書をチェックする際に見るべき4つのポイント
実際に見積書を手にしたら、下記項目をチェックしてみましょう。一つでも不明点がある場合、説明を求めることをお勧めします。
チェックポイントその①|塗料メーカー名&商品名が明記されていますか?
たとえば同じシリコン塗料でも、メーカーによって価格が異なります。またシリコン樹脂の含有量や化学結合の強さなども、各メーカーによって違いがあるので品質にも差があるのが当然です。なので「シリコン塗料」という記載だけでは不十分。どのメーカーの何の商品を使用するのかまで記されているお見積書が間違いないでしょう。
チェックポイントその②|塗装面積が「㎡」表記になっていますか?
塗装面積は、塗布量を算出するために必要な数値です。塗装面積が㎡単位で記載されていることは、きちんと塗布量が算出してある証でもあるのです。
チェックポイントその③|使用する塗料の缶数が明記されていますか?
塗料の缶数は、「どれぐらいの塗料を使用するか」ということを意味しています。使用する塗料の量は、各塗料メーカーによって決められており、規定量より多くても・少なくても施工不良につながる可能性があり、これを守っていないと保証対象外になることも。
チェックポイントその④|一式表記になっていませんか?
パッと見、全てが含まれているような印象を受ける「一式」という表記ですが、詳細な情報が明記されていないことは要注意!よくあるのが「塗装してもらえると思っていた箇所が含まれていなかった」というトラブル。雨樋や雨戸など付帯部部分についても、お見積りに含まれているのか細かくチェックしましょう。
弊社家康ペイントは、こういった分かりにくいお見積もりの提出は一切しておりません!(^^)!
なぜこれくらいの金額が掛かるのか、なぜ値引きが出来るのか、逆になぜここは値引きが出来ないのかを明確に表記し安心納得のできるお見積もりの提出をしております。
【参考】見積書の算出で分かる業者の良し悪し
業者がどのように見積り額を算出するかで、業者の良し悪しがわかることがあります。外壁塗装の場合、見積り書を作成するためには実際に外壁をチェックする以外に方法は無いです。雨漏りはしていないか?ひび割れはないか?色あせしていないか・・細かく診断しどのような外壁塗装を施すべきかのカルテが出来、見積り額を算出するのです!
★まとめ★
外壁塗装の費用相場を掴むには、さまざまな視点で多角的にチェックしましょう。費用相場を正しく掴んでおくことで、外壁塗装の計画を立てるうえで参考になります。心無い業者に騙されることなく、適正価格で塗装工事をする上でも重要です。